Digital Radio Mondiale

Digital Radio Mondiale(DRM)は、AMおよびVHF放送のための、ひずみのないデジタル音質と高度なラジオ機能を備えた、世界共通で非占有のデジタルラジオシステムで、世界中の市場に投入されています。 

Digital Radio Mondiale(DRM)は、240 MHz未満の放送のために開発された無線伝送システムです。これには30 MHz未満のAM放送のための最適化された構成が含まれ、広域エリアと国際カバレッジをFMのような品質で提供します。VHF放送の構成にはFM放送が含まれ、地域カバレッジでサラウンドサウンドサービスまでのステレオを提供します。  

DRMは、世界の市場をターゲットとしています。世界共通で非占有のデジタルラジオシステムという特長により、DRMによって、短波、中波、長波の各放送の活性化が期待されています。またローカルおよび地域のVHF放送のための、放送事業者の制御による各放送局の伝送オプションを追加することもできます。

AM放送のDRMの音質は、アナログ方式のAM放送に比べて格段に優れています。ほぼFM放送の音に近いクリアな高音質サウンドを提供するだけでなく、堅牢なDRM信号により、さまざまな伝播状況に対応できます。さらに、DRMシステムは、データとテキストを統合できる能力を備えています。

DRMアプリケーションは、据置き型およびポータブルラジオ、カーラジオはもとより、携帯電話などのモバイル端末などへの対応も期待されています。

特許ライセンス

Via Licensingにより提供されているDigital Radio Mondialeのパテントプールライセンスは、DRMの技術仕様の更新を反映し、複数規格によるデジタルラジオの展開を容易にするように調整されました。

Digital Radio Mondiale技術仕様のオーディオ部分は、HE-AAC v2に加え、xHE-AAC(Extended High-Efficiency AAC)オーディオコーデックのサポートが必須となりました。Via Licensingによって管理されているAAC特許ライセンス許諾プログラムについては、こちらの情報をご覧ください。

従来DRMライセンス許諾プログラムによってライセンス許諾されていたDRMモデム特許は、特許所有者による直接のライセンス許諾の提供を検討中です。

DRMとDABのEWF(Emergency Warning Functionality、緊急警報機能)の必須部分であるJournaline(R) 拡張テキストアプリケーションは、フラウンホーファー集積回路研究所(ドイツ、連絡先:journaline-support@iis.fraunhofer.de)によりライセンス許諾されます。