アドバンストオーディオコーディング - AAC

AACファミリーのオーディオコーデックには、現在利用できる中で最も効率の高いいくつかのオーディオコーデック技術が含まれています。これはISO MPEGで標準化され、従来のMPEGオーディオコーディングフォーマットよりも低いビットレートで、高品質なオーディオを提供するよう、設計されています。

元となったMPEG-2 AACコーデックは、MPEG-4標準化プロセスを通じて改良され、帯域幅拡張技術により引き続き拡張されてHE-AAC(High Efficiency AAC)となり、さらにParametric Stereoの追加によりHE AAC v2となっています。

最も直近では、MPEGは最新のAAC拡張xHE-AAC(Extended HE-AAC)を標準化しました。xHE-AACでは、最適化されたスピーチコーディングがAACのコーデックファミリーに加わり、1つのオーディオコーディングシステムで、優れた音質を保ちながら、スピーチ、音楽、自然音など、あらゆる種類のプログラムコンテンツを低いビットレートで処理することができます。

Via Licensingは、複数のライセンサーからのAAC必須特許の実践に必要な権利を取得するための、利便性とコスト効率に優れた方法である、ジョイントパテントライセンスを運営しています。AAC特許ライセンス許諾プログラムでは、次の図で示すすべてのAAC技術が含まれています。

このAACファミリーの中心となるのは、後方互換性を持つ一連のオーディオコーディング技術です。たとえば、MPEG-4 AAC LC(低複雑度)デコーダーはMPEG-2 AAC LCビットストリームを再生でき、MPEG-4 HE AAC(高効率性)デコーダーはMPEG-4とMPEG-2 AAC LCビットストリームを再生できます

このように、AACファミリーの最新の拡張により、xHE-AACは、2G携帯電話ネットワークを介したスピーチや音楽の信頼性の高い配信に必要な非常に低いビットレートから、最も要求の高いリスナーのための「透過的な」(オリジナルの素材と区別がつかない)品質まで、幅広いアプリケーションをサポートできます。

特許ライセンスの対象となる追加AAC技術には、AAC-LD(低遅延)、AAC-ELD(拡張低遅延)、AAC-ELD v2が含まれます。これにより、低遅延のパフォーマンスが非常に重要となるビデオ会議などの通信アプリケーションに必要な高品質なオーディオを実現できます。

Via LicensingによるAAC特許ライセンス許諾プログラムの詳細については、FAQ(よくある質問)のページAAC FAQ>>をご覧ください。  

またVia Licensingは、MPEGサラウンドライセンスおよびMPEG-4 SLSライセンス(HD-AACで使用)という、AACを補完する2つの技術のジョイントパテントライセンスも提供しています。
MPEGサラウンド>>
MPEG-4 SLS>>

MPEG-4オーディオ規格のコピーはISOオンラインストア(“14496-3”で検索)から購入できます。
ISOオンラインストア>>